DMMバーチャルオフィスとレゾナンスの違い|料金・登記・転送を比較

更新日:2026年11月6日 / 主な出典:DMMバーチャルオフィス・レゾナンス(R-INNOVATION)の公式料金ページ、利用規約、よくある質問

パソコンが置かれた作業机
写真:Unsplash(イメージ。掲載サービスの施設ではありません)

DMMバーチャルオフィスとレゾナンスの違いを、月額・入会金・郵便転送の頻度と送料・法人登記・特商法表記・拠点・解約条件の順に、両社の公式ページで確認した内容だけで比べます。どちらも月500〜600円台から始められるプランがありますが、プランごとに「誰が申し込めるか」「何を受け取れるか」がかなり違います。

この記事の調べ方

・2026年11月6日に、DMMバーチャルオフィスの料金ページ・キャンペーンページ・オフィス一覧・利用規約と、レゾナンスの料金ページ・バーチャルオフィスコースのページ・よくある質問、ネットショップ住所貸しプランの専用サイト(R-INNOVATION)を読み比べました。金額はすべて公式の税込表示です。

・調べていないこと:実際の申し込み・審査・郵便物の届き方や対応の質。運営者はどちらのサービスも利用していません。

DMMバーチャルオフィスとレゾナンスの違い(プラン別の早見表)

両社とも複数のプランがあり、「会社同士」より「プラン同士」で比べたほうが違いがはっきりします。この記事では、住所の利用が中心になる5つのプランを並べました。レゾナンスのネットショップ住所貸しプランは、レゾナンスの料金ページに掲載され、詳しい条件は専用サイト「R-INNOVATION」に書かれています。

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項目DMM ミニマムDMM ベーシックレゾナンス ネットショップ住所貸しレゾナンス VOコース 月1回転送レゾナンス VOコース 週1回転送
月額(税込)660円年間2,530円〜/半年3,850円〜/単月5,500円〜550円990円年間1,650円/半年2,750円
契約期間年間のみ(一括前払い7,920円)年間・半年は一括前払い年間契約のみ年間契約のみ年間・半年(単月なし)
入会金5,500円5,500円5,500円5,500円5,500円(1年払いは0円キャンペーン中)
保証金・デポジット保証金0円保証金0円デポジット1,000円〜(解約時に残高返金)同左同左
定期転送週1回(水)週1回(水)毎週水曜毎月最終水曜毎週水曜
法人登記×○×(個人のみ申込可)○○
特商法表記への住所掲載○○○○○
HP・名刺への住所掲載×(公式比較表で対象外)○記載なし○○
受け取れるもの荷物は返品・返送品と個人事業主の税金関連書類のみ制限の記載なし郵便物・宅急便(受け取り報告と毎週水曜の転送つき。物販のネットショップのみ申込可)全ての郵便物・荷物(規約に基づく)全ての郵便物・荷物(規約に基づく)
来店受取対象オフィスは銀座・横浜・名古屋(プラン別の可否は公式で要確認)銀座店のみ(指定時間帯)不可可

2026年11月6日に各社公式サイトで確認・税込。○×は公式ページの表記どおり。DMMの銀座オフィスはプラン料金が月440円高くなります。レゾナンスの料金ページには「税込」の表示があり、R-INNOVATIONのサイトは「税抜500円/月」と表記しています(税込550円)。「記載なし」は公式ページで見つけられなかった項目です。

料金の違い:月額・入会金・キャンペーン

DMMバーチャルオフィスの料金

DMMバーチャルオフィスはミニマムプラン(月660円)とベーシックプランの2つです。ミニマムは年間契約の一括前払い7,920円だけで、半年・単月の契約はありません。ベーシックは年間契約が月2,530円〜(年30,360円の一括前払い)、半年契約が月3,850円〜(一括23,100円〜)、単月契約が月5,500円〜です。入会金は5,500円、保証金は0円で、料金ページには「全て税込み(10%)」と書かれています。

2026年11月5日から12月15日までは「プラン料金3ヶ月無料」のキャンペーンが案内されています。対象はベーシックプランの年間契約で、初めて契約する人が期間中に決済を済ませた場合に、初年度のプラン料金3か月分(7,590円分)が割り引かれます。ミニマムプランは対象外です。

レゾナンスの料金

レゾナンスは、物販のネットショップ向けの「ネットショップ住所貸しプラン」が月550円(年間契約のみ)で、法人登記もできる「バーチャルオフィスコース」は郵便物月1回転送プランが月990円(年間契約のみ)、週1回転送プランが年間契約で月1,650円・半年契約で月2,750円です。入会金は5,500円で、週1回転送プランを1年払いで選ぶ場合は入会金0円のキャンペーン中と書かれています(終了日の記載は見つけられませんでした)。このほか、転送料などに充てるデポジットを1,000円〜預けます。デポジットの残高は解約時に返金されます。

以前は料金表に税込か税抜かの記載が見当たらなかったのですが、11月6日に確認した料金ページでは各プランに「税込」と表示されていました。

郵便転送の頻度と送料の違い

定期転送はどちらも水曜日です。DMMは毎週火曜日までに到着した郵便物を水曜日に送り、会員サイトから転送の頻度(月1〜4回)や日を無料で変えられると案内しています。レゾナンスは週1回転送のプランなら毎週水曜、月1回転送プランなら毎月最終水曜に送ります。急ぎのときは、DMMは個別転送(1回440円〜)、レゾナンスはスポット転送(料金ページは1回500円、R-INNOVATIONのサイトは1回550円と表記。送料別)が使えます。

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普通郵便の重さDMMバーチャルオフィスレゾナンス安いほう
100gまで330円300円レゾナンス(30円)
101〜150g330円450円DMM(120円)
151〜250g550円500円レゾナンス(50円)
251〜500g550円650円DMM(100円)
それ以上レターパックライト550円、宅急便は業者の価格500g超・厚さ3cm超は宅配便で発送—

2026年11月6日確認・税込。DMMは料金ページの「転送費用」、レゾナンスはR-INNOVATIONの料金ページの「普通郵便送料」(レゾナンスの料金ページでは100gまで300円に「+150円」「+200円」「+350円」と加算する形で表記)。1回の転送でまとめて送る郵便の合計の重さで決まります。

重さによって安いほうが入れ替わるので、「転送料はどちらが安い」とは言い切れません。また、レゾナンスは書留・宅配便など追跡記録が残る郵便物を受け取るたびに1件300円がデポジットから引かれます(普通郵便・メール便・ネコポス・クリックポストは無料)。返品の荷物を受け取ることが多いネットショップでは、この受取料も見込んでおく必要があります。郵便物の保管期間は、レゾナンスが受け取りから1か月(延長は1通1,100円)と明記している一方、DMMの規約には通常の保管期間の記載が見当たりませんでした(2026年11月1日確認)。

法人登記・特商法表記・申し込める人の違い

特商法表記への住所の掲載は、今回比べた5つのプランすべてで公式に「できる」と書かれています。違いが大きいのは、法人登記と、申し込める人・受け取れるものの範囲です。

  • DMM ミニマム:特商法表記や荷物の送り状への住所掲載はできますが、公式の比較表ではホームページのトップ・会社概要や名刺への住所掲載、法人登記は対象外です。荷物の受け取りは返品・返送品と個人事業主の税金関連書類に限られます。
  • DMM ベーシック:ホームページ・名刺・特商法表記への住所掲載と法人登記に対応し、荷物の受け取りにミニマムのような制限の記載はありません。
  • レゾナンス ネットショップ住所貸し:法人登記不可で、個人のみ・事業内容が物販のネットショップの人だけが申し込めます。コンテンツ販売やオンラインスクールは対象外と明記されています。住所は東京都中央区銀座です。
  • レゾナンス バーチャルオフィスコース:法人登記・特商法表記・ホームページや名刺への掲載ができ、個人事業主も利用できると書かれています。

ネットショップ住所貸しプランの法人登記の可否は、これまで当サイトでは「公式で要確認」としていましたが、今回、料金ページとR-INNOVATIONのサイトの両方で「法人登記不可」と確認できました。

用途別の初年度総額の計算例

公式の通常料金で、初年度に払う総額を計算しました。返金されるデポジット・保証金は含めていません。転送料は「1回の転送が100g以下の普通郵便」とした場合です。

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用途・条件DMMバーチャルオフィスレゾナンス
①ネットショップ(個人・登記なし)、転送なしミニマム:7,920円+入会金5,500円=13,420円ネットショップ住所貸し:550円×12+入会金5,500円=12,100円
②ネットショップ、転送が月1回(年12回)13,420円+330円×12(3,960円)=17,380円12,100円+300円×12(3,600円)=15,700円
③法人登記、転送が月1回(年12回)ベーシック年間:30,360円+入会金5,500円+330円×12(3,960円)=39,820円(キャンペーン適用時32,230円)VOコース月1回転送:990円×12+入会金5,500円+300円×12(3,600円)=20,980円
④法人登記、毎週転送(年52回)ベーシック年間:35,860円+330円×52(17,160円)=53,020円(キャンペーン適用時45,430円)VOコース週1回転送(1年払い):1,650円×12+入会金0円+300円×52(15,600円)=35,400円

当サイト計算(2026年11月6日確認の公式料金・税込)。DMMのキャンペーン適用時は、ベーシック年間契約の初年度プラン料金から3か月分7,590円を引いた額(2026年12月15日までに決済した新規契約のみ)。レゾナンス④の入会金0円は、公式に「1年払いコース郵便物週1回転送プラン」のキャンペーンと書かれているもので、終了日の記載は見つけられませんでした。郵便が101〜150gの場合はDMMのほうが1回120円安く、②〜④の差は縮まります。

①は当サイトのランキングと同じ計算で、レゾナンス(2位)がDMM(3位)より1,320円安くなります。法人登記が必要な③④では、レゾナンスのバーチャルオフィスコースがDMMのベーシックより大きく安い計算です。DMMのキャンペーンを使っても、③で11,250円、④で10,030円の差が残ります。

拠点と解約条件の違い

拠点の数は、DMMのオフィス一覧が札幌・仙台・渋谷・新宿・池袋・恵比寿・青山・銀座・九段下・横浜・名古屋・京都・大阪梅田・神戸・福岡天神・沖縄の16か所です。レゾナンスは東京・大阪・横浜に14店舗と案内しています(浜松町・青山・六本木・銀座・日本橋・渋谷・恵比寿・新宿・池袋・秋葉原・横浜・大阪梅田など)。2社のうち、東京・大阪・横浜以外の住所を選べるのはDMMだけです。ただし、レゾナンスのネットショップ住所貸しプランの住所は銀座だけです。

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項目DMMバーチャルオフィスレゾナンス
解約の申請期限1か月前までに、解約する月の末日を希望日として通知(規約第14条)次回更新日の1か月前までに会員サイトから申請。過ぎると解約事務手数料3,300円
途中解約の返金期間の途中で終了しても利用料の返金なし(第6条)契約期間中の解約による返金なし。デポジット残高のみ振込手数料を引いて返金
更新終了の手続きがなければ同じ条件で更新(第13条)バーチャルオフィスコースは次年度に更新しても費用は変わらないと案内
郵便の保管通常の保管期間の記載なし受け取りから1か月、延長は1通1,100円
審査・開始最短即日で利用開始と案内(キャンペーンページには審査は通常1〜3営業日とも記載)審査は最短30分

2026年11月6日確認。DMMは利用規約、レゾナンスはよくある質問・料金ページ・バーチャルオフィスコースのページ。

どちらも、契約期間の途中で解約しても支払済みの利用料は戻りません。レゾナンスは申請期限を過ぎると手数料がかかるため、更新日をメモしておくと安心です。8社の解約条件の一覧は解約条件と郵便物の保管期間を8社の規約で比較にまとめています。

運営者が2社を比べて考えたこと

当サイト運営者の「ことの」です。「DMMバーチャルオフィス」は社名で検索されることが多く、ランキングで2位と3位に並ぶレゾナンスとどう違うのかを一度はっきりさせたいと思い、この記事を書きました。

公式情報を並べて意外だったのは、両社の最安プランが「安いほう」ではなく「用途を絞ったほう」だという点です。DMMのミニマムは特商法表記には使えても、名刺やホームページのトップには載せられず、荷物も返品と税金関連の書類に限られます。レゾナンスのネットショップ住所貸しプランは、法人登記ができないうえ、個人の物販に限られます。月額の差(110円)よりも、この制限のほうが選ぶうえで大きいと感じました。

もう一つは、法人登記を考えた途端に差が開くことです。レゾナンスのバーチャルオフィスコースは月990円から登記ができ、DMMのベーシック(年間契約で月2,530円)と比べると、キャンペーンを入れても初年度で1万円以上の差になりました(③④の計算例)。一方でDMMは16拠点と地方都市の住所があり、ベーシックは受け取れる荷物の制限の記載がなく、転送頻度も無料で変えられます。料金だけでは決めきれない部分です。

そのうえで、どんな人にどちらが合うかは次のように考えています。

  • 個人で物販のネットショップを始め、特商法表記の住所だけがほしい人:初年度総額が安く、郵便物・宅急便の受け取りと毎週の転送が含まれるレゾナンスのネットショップ住所貸しプランが第一候補だと考えます。ただし将来の法人化を考えているなら、法人登記できない点に注意が必要です。
  • デジタル商品・オンライン講座を売る人:レゾナンスのネットショップ住所貸しプランは対象外と書かれているため、DMMのミニマムか、レゾナンスのバーチャルオフィスコースを比べることになります。
  • 法人登記をしたい人、名刺やホームページにも住所を載せたい人:費用を優先するならレゾナンスのバーチャルオフィスコース、東京・大阪・横浜以外の住所や荷物の受け取りの幅を優先するならDMMのベーシック、という分け方が公式情報と合っていると考えます。

運営者はどちらのサービスも利用しておらず、ここに書いたのは公式ページを読み比べたうえでの考えです。申し込む前に、ご自身の用途がプランの条件に合うかを各社に確認してください。

よくある質問

ネットショップの特商法表記に使うなら、DMMバーチャルオフィスとレゾナンスのどちらが安いですか?

2026年11月6日に公式ページで確認した通常料金で計算すると、初年度はレゾナンスのネットショップ住所貸しプランが12,100円(550円×12か月+入会金5,500円)、DMMバーチャルオフィスのミニマムプランが13,420円(年一括7,920円+入会金5,500円)です。郵便の転送料は別にかかり、重さによってどちらが安いかが変わります。

法人登記に使えるのはどのプランですか?

DMMバーチャルオフィスはベーシックプランが法人登記に対応し、ミニマムプランは対応していません。レゾナンスはバーチャルオフィスコース(郵便物月1回転送プラン990円、週1回転送プラン1,650円など)が法人登記に対応し、ネットショップ住所貸しプランは法人登記不可で、個人のみ申し込めると公式ページに書かれています。

途中で解約したら前払いした料金は戻りますか?

DMMバーチャルオフィスは利用規約で、契約期間の途中で終了しても利用料は返金しないとしています。レゾナンスもよくある質問で、契約期間中の解約による返金はしない(デポジット残高のみ振込手数料を差し引いて返金)と案内しています。解約の申請期限は、DMMが1か月前まで、レゾナンスが次回更新日の1か月前までで、レゾナンスは期限を過ぎると解約事務手数料3,300円がかかります。

まとめ

DMMバーチャルオフィスとレゾナンスの違いは、最安プランの制限と、法人登記をするときの料金に表れます。個人の物販ネットショップで特商法表記の住所だけが必要なら、初年度総額はレゾナンスのネットショップ住所貸しプラン(12,100円)がDMMのミニマム(13,420円)より安い計算です。法人登記をするなら、レゾナンスのバーチャルオフィスコースのほうが費用を抑えやすく、DMMのベーシックは拠点の多さや荷物の受け取りの幅が特徴です。郵便の転送料は重さによって安いほうが入れ替わるため、届く郵便物の量と重さも考えて選んでください。

要約は当サイトによるものです。料金・条件は2026年11月6日時点のもので、変更されることがあります。

この記事の出典